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第2課題 インバウンド総論
為替相場(為替レート)
外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率。
1949年(昭和24年)以降日本では為替レートは1ドル=360円の固定相場制であったが、1973年(昭和48年)にアメリカがドルの10%切り下げを発表したため、固定相場を保てなくなり、レートが常に変化する変動相場制へと移行することとなる。2018年(平成30年)現在は1ドル110円前後で推移している。
変動相場は固定相場制のように通貨を一定比率に固定せず、為替レートの決定を外国為替市場の需要と供給により自由に変動させる制度をいう。外国為替市場で外国通貨を対価とする自国通貨の売りが増えれば、自国通貨の対外価値が下がり、逆に外国通貨の売りが増えれば、自国通貨の対外価値が上がるといった仕組みになっている。
【例題】
- 問.
- 為替レートに関する以下のアからエまでの記述のうち、適切ではないものを1つ選びなさい。
ア. | 通貨を交換するための市場を外国為替市場と呼び、通貨の交換比率を為替レートと呼ぶ。 |
イ. | 円安とは円の価値が下がることであり、「1ドル=100円」が「1ドル=90円」になることである。 |
ウ. | 中国の人民元と日本円において「1元=16円」が「1元=20円」になる状態は円安である。 |
エ. | 円安は外国人旅行者にとっては自国通貨の価値が上がることなので、一般的には訪日旅行の意欲を促進すると考えられる。 |
解答:イ
為替レート「1ドル=100円」が「1ドル=90円」になるのは円の価値が上がる円高である。
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