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第5課題 インバウンドとビジネス
レンタカー
近年では訪日外国人旅行者の移動手段の一つとしてレンタカーの利用が増えている。
2015年度、北海道では41,361件の訪日外国人旅行者のレンタカー利用があった。香港、台湾、韓国などアジア圏からのシェアが特に高く、全体の80%を占めた。一方、沖縄県では、北海道と比べて公共交通機関があまり発達していないため、車での移動は必須であり、北海道の約3倍になる133,318件の訪日外国人旅行者によるレンタカー利用が記録された。そのうち全体の90%以上がアジア圏からだった。他県の利用数も加算すると、およそ20万件以上の訪日外国人旅行者によるレンタカー利用が推測できる。
国土交通省北海道運輸局は、北海道をレンタカーで旅行する訪日外国人旅行のドライバーに、安全・安心・快適にドライブ観光を楽しんでもらうことを目的に「北海道ドライブまるわかりハンドブック」を作成した。大手レンタカー業界でも訪日外国人旅行者用のガイドブックを作成している。また、多言語カーナビゲーションの提供も始めている。
2017年(平成29年)、NEXCO3社が共同して、高速道路を利用する訪日外国人観光客向けの高速道路定額乗り放題パス「Japan Expressway Pass」の提供を開始した。レンタカーを利用する訪日外国人旅行者向けに全国エリアを対象として7日間、14日間有効のパスが用意されている。
【例題】
- 問.
- 以下のアからエまでのうち、インバウンドと自動車に関する【問題文A】および【問題文B】の正誤の組合せとして適切なものを1つ選びなさい。
【問題文A】 | 訪日外国人旅行者の増加によって、タクシーの需要は高まっているが料金の高さが敬遠される傾向にある。その対策の一環として、2017年(平成29年)1月には全国のタクシーの深夜・早朝割増料金の引き下げが行われた。 |
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【問題文B】 | 訪日外国人旅行者の日本国内におけるレンタカーの利用は国・地域によって差がある。香港人はレンタカーの利用を好む傾向にあるが、中国人は制度上日本では自動車運転することができない。 |
ア. | A=○ B=○ |
イ. | A=○ B=× |
ウ. | A=× B=○ |
エ. | A=× B=× |
解答:ウ
2017年1月には東京のタクシーの初乗り料金が引き下げられた。
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