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第6課題 インバウンドとニューツーリズム
産業ツーリズム
歴史的・文化的価値のある工場、鉱山やその遺構、今も続く伝統産業などのものづくりの現場、最先端の技術を備えた工場などを対象とした学びや体験を伴う観光のこと。「産業観光」とも呼ばれる。いずれも訪日外国人旅行者の知的好奇心をくすぐる観光コンテンツで、欧米の旅行者を中心に体験者を増やしている。
産業ツーリズムは愛知県を中心とする東海地方から始まった。東海地方は昔から製造業を中心として栄えてきた地域であり、さまざまな分野のものづくりの現場に直接触れることができる。また、自動車工場や新幹線工場など日本を代表する先端工場も見学することができる。
産業ツーリズムは、産業遺産はもちろんのこと、伝統技術や工業生産の現場の見学やものづくり体験などを通じて、日本のものづくりの心に触れることができるため、学生、生徒、児童の学習の場としても魅力がある。
産業ツーリズムで、旅行者を受け入れる企業や施設にとっては、消費者に直に接して意見を聞くことや反応を確かめることができ、また企業活動や製品・サービスをPRするよい機会にもなる。商用やコンベンション目的の訪問者も産業ツーリズムのターゲットとなり、国の内外を問わず人々の交流の促進、新たなビジネス創出など地域活性化にもつながっている。訪日外国人旅行者の企業や施設への訪問は、海外への情報発信として、ビジネスチャンスにつながる。
【例題】
- 問.
- ニューツーリズムに関する以下のアからエまでの記述のうち、適切ではないものを1つ選びなさい。
ア. | 自然・歴史・文化など地域固有の資源を観光の対象とすると同時に、その資源の保護・保全を図る考え方を「エコツーリズム」という。 |
イ. | 歴史的・文化的価値のある工場、鉱山、最先端の技術を備える工場、工業化されていない伝統産業などの現場を訪れ、学び、体験する観光を「産業ツーリズム」という。 |
ウ. | 健診、治療、療養を目的として居住国とは異なる国を訪れる旅行のことを「ダークツーリズム」という。 |
エ. | 都市にある歴史遺産、文化遺産と、商業、娯楽、飲食、芸術などの都市機能を都市の雰囲気とあわせて楽しむ観光を「アーバンツーリズム」という。 |
解答:ウ
「メディカル(ヘルス)ツーリズム」の説明である。
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