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第8課題 訪日外国人への対応
国際ローミング
自国内で使用しているスマートフォンなどの端末を海外で使用する際に、自身が契約する通信事業者が提携している海外の通信事業者の設備を利用し、インターネットや通話などの通信を利用できるサービス。
国際ローミングを使用することで、訪日外国人旅行者は、自身が契約している通信事業者のサービスを、その事業者のサービス適用範囲外である日本でも、自身が契約する通信事業者が提携している日本の事業者の設備を利用して、サービスを受けることができる。国際ローミングは利用者が特別な機器や手続きを必要とせず、自動的に通信事業者が切り替わるように設定され、簡単にサービスが受けられることが多い。
訪日外国人旅行者にとって、国際ローミングは最も手軽に通信インフラを利用する方法の一つとなるが、国際ローミングの利用料金は定額ではなく、従量制で高額な利用料金が課金されることが多い。
【例題】
- 問.
- 訪日外国人旅行者の通信手段に関する以下のアからエまでの記述のうち、適切ではないものを1つ選びなさい。
ア. | 国際ローミングの利用料金は基本的に定額制のため、有料だが安価に利用できるケースが多い。 |
イ. | 無料公衆無線LAN環境は改善が進んでいるが、日本語の分からない訪日外国人旅行者にとって煩雑な手続きも多いなど、さらなる改善が求められている。 |
ウ. | プリペイドSIMカードは空港の自動販売機や家電量販店、コンビニエンスストアなどで販売されている。 |
エ. | モバイルWi-Fiルーターは屋内外問わず電波が届けばどこでも使用できるポケットサイズの端末で、訪日外国人旅行者にも利用されている。 |
解答:ア
国際ローミングは、所有する携帯電話を海外でも他の事業者の設備を通して使用することができるサービスのことである。国際ローミングの利用料金は定額制ではなく、従量制で高額な利用料金が課金されることが多い。
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