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第8課題 訪日外国人への対応
無形文化遺産
遺跡や建造物のように有形ではなく、伝統的な音楽、舞踊、工芸技術、演劇、祭礼など無形の文化遺産、またはその登録制度。国際連合の専門機関であるユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が、無形文化遺産の認定を行っている。無形文化遺産は世界無形文化遺産、ユネスコ無形文化遺産とも呼ばれる。
ユネスコでは「伝統的舞踊、音楽、演劇、工芸技術、祭礼等の無形文化遺産を消失の危機から保護し、次世代へ伝えていくための国際的な協力及び援助の体制を確立すること」を目的に、「無形文化遺産の保護に関する条約」を定め、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」の作成などを進めている。
無形文化遺産は世界全体で365件、日本では21件(2017年1月現在)が登録されており、能楽、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎などが無形文化遺産として認められている。また、2013年(平成25年)には和食が無形文化遺産に登録されたことで、世界的に注目が集まり、訪日外国人旅行者にも、日本の伝統的な料理である、寿司、天ぷらなどが人気となっている。
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